夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結
「でもあーゆー子って天然で無防備だから
ぶっちゃけムラムラしてんじゃない?(笑)」
「ウッセ!オマエには関係ネェだろ!
彼女待たしてんから帰る」
痛いとこつかれてイライラやば。
サッサと帰って
布施チャンに癒して貰わねぇと
とか思って部室出ようとしたら
「関係大アリだし❤︎
帰したくない!てか帰んないでよ…
靖友…エッチしよ?
私だったら我慢しなくてもいーんだから」
鈴香の腕が腰に回ってきて
熱い息が背中にかかり
懐かしい匂いが鼻を掠める
「コラ、まぢで止めとけ。怒んぞ?」
「お仕置きなら身体で受ける…
靖友…大好き…」
鈴香の指がオレの胸を這うように撫でる
昔ヤリまくってるだけあってツボ知ってっから
悔しい事に反応しそうになる
「バァカ!煽ってんじゃねぇ…」
「私は知ってる…靖友が好きな事…
全部してあげられる…
あの子は…何も知らないでしょ?」
鈴香がオレに向き直りオレの目を見据える
ゾクリとする。
怪しく光る色っぽい目…
上目遣いで見つめたまま
オレの内腿を指でなぞり
そのまま自身を撫で上げた
ちくしょー!オレのボケナス!
勃ってんじゃねぇよ!
「靖友…したい…でしょ?」
背伸びをした鈴香の唇がオレに迫る
「…チッ!してぇよ!バァカ!」
鈴香の身体を部室のソファに押し倒す
「靖友❤︎愛してる❤︎」
鈴香の腕が首に絡みつき
唇が更に近くなった
「鈴香…オレ…」
そこまで言った時
『な…に…してるの?』
何かの落ちる音と震えた声
布施チャン…!
今かよ…
この体勢まぢでアウトなヤツだろ
「布施チャン!」
鈴香から離れて
布施チャンに駆け寄ろうとした時
『来ないで!…ゴメンなさい…
今は何も話したくないです』
初めて見た。布施チャンのあんな顔。
無色透明…無臭…それは変わんねぇのに…
輝いてたはずなのに…
今にも消えそうだった