夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結
「冗談だァって!しねぇよ!
安心しな、お子ちゃまァ(笑)」
『…そんなお子ちゃまでもないもん…』
「これくらいでキョドるのは
お子ちゃまなんだよ(笑)」
布施チャンの真っ赤なほっぺをつねる
あー!ムラムラしてヤッベー
超ハラ減ったァ
いつもなら付き合ってすぐ食ってたけど
でも今回だけは…
我慢すっきゃネェよなー…
布施チャンは全部初めてだろーし
絶対怖いだろーしー
先走って襲って嫌われましたー
じゃ立ち直れねぇし
しゃーねっか。
大人ぶったオレはそんな事を考えてた
昼休み布施チャンと飯食ってると
チャリ部の1年がオレを呼びに来た
「あァ?!部室に来いって事は福チャンか?
布施チャン悪ぃ。すぐ済むと思うけど
飯食い終わったら部室に来いよ!
一緒に教室かえろーぜー」
『うん❤︎いってらっしゃーい』
この時チャント呼び出しかけた
相手聞いときゃあんな事には
ならなかったんだよ。まぢしくった。
ダラダラ歩いて部室に向かう
「おーい!福チャァン?
なんよー?彼女とのランチ
邪魔すんなよなー(笑)」
と、ドアを開けた先に居たのは
「鈴香?!オマエなぁにしてんだよ?」
「ヤッホー!靖友❤︎元気してた?」
元カノの鈴香が立ってた
緩く巻いた髪にケバめの化粧
甘ったるい香水の匂いが
男臭い部室に不似合いに充満してる
「ハァ?質問に答えろって!
なんでオマエがオレ呼び出してるわけェ?」
「会いたくなったから?
ヤッパ私靖友じゃないと
ダメなんだよねー❤︎」
鈴香がオレに抱きついてくる
「バァカ!止めろって!」
鈴香の身体を離して頭を小突く
「だってーアレから
他の人と付き合ったけど
つまんないんだもん…
んで靖友が一番だって気付いたの…
キスもエッチも上手いしぃ…❤︎」
「ハン‼︎そりゃどーも!
でも残念だなオレにはもう彼女いンだよ」
「知ってるよ〜。
噂聞いてからすぐ見てきたし?
でもあの子絶対お嬢じゃん?
似合わないっ!靖友も手出しにくそうだし〜」
ケッ!相変わらず勘だきゃいーな
んで、似合わないとか言うんじゃねぇよ!