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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結


『はい…』

「ふ~ん…なぁ、デートしよ♪
お茶飲もうや」

ケンヤさんがいつもと変わらない
顔で笑いかけてくる

『いえ。さっきカフェでお茶した
ばっかりなんで…』

「そうなん?ほな、その辺で話しよ」

ケンヤさんが公園を指差す

『あの…ダメです。帰ります』

サクラに言われた通り
きっぱり言った。でも

「冷たいな~ほな、送るわ。」

ケンヤさんが腕を掴む
うぅ…強引スギ・・・

『困ります!』

腕を振り払うとケンヤさんは
少し悲しそうな顔して私を見た

『あの…ゴメンナサイ。でも、本当に
困るんです。私は侑士さんと
付き合ってますし…』

「知ってるよ。だから?」

ケンヤさんはジッとコッチを見る

『だからって…やめて下さい。
私は侑士さんが好きなんです』

「浮気しても?」

『侑士さんは浮気なんか絶対
しません!信じてます!』

揺れそうになる心を必死に抑え
強気な態度で言い切った

「・・・へぇ。ほな、逆やったら?」

刺さるような視線に息が詰まる

『あの…』

「姫凪が浮気したら
ユーシはどうすると思う?」

『私は浮気なんかしません!』

そういうと

「…おまえって小っこいなぁ…」

ケンヤさんはクスッと笑って
再び私の手首を掴んだ

『や・・離し・・・っんン・・!』

振り払おうとした瞬間

「キスしにくいわ・・・」

唇を奪われた
うそ・・・。

頭が真っ白になって立ってる事で
精一杯だった。腕を振り払えない

「帰ろうか…姫凪。」

引きずられるように歩いた

「着いたよ。ほな また明日な
あ…ユーシには黙っといたるから
オヤスミ…」

部屋に入り床にへたり込む
どうしよう…どうすればいい…
最悪だ…こんな事になるなんて…
侑士さんゴメンナサイ…
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