夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結
「「姫凪~侑士~」」
遠くから岳人とサクラが
こっちに向かってくる
「何してんだよ~オマエらが
2人して居なくなると跡部が
マヂで怖ぇんだけど~」
「すまん。すぐ行くから」
姫凪の手を引いて
岳人らと合流する
「姫凪?元気ないよ~?
また先輩にいぢめられたの?(笑)」
『そんな事ないよ♪ねぇ、今日
ケーキ食べに行かない?』
「いいね☆たまには2人で行こ♪
って事で先輩とがっくんは
遠慮してね~」
サクラが明るい声で言う
あ~ぁ、今日も姫凪と
帰られへんのか…
ま、調度えぇか。
ケンヤに釘刺そうと思ってたし
「ケンヤ、チョットえぇか?」
帰り道、俺は切り出した
「何や?怖い顔して」
「姫凪にチョッカイ出すなや
なに企んでるん?」
俺の問いにケンヤが真剣な
顔になる
「すまんな。侑士。俺、マヂに
なりそうや…言うとくけど
シャレちゃうからな」
そんな顔されたらシャレちゃう事位
すぐわかる。
「姫凪は俺の女や。
お前には渡さへんで」
「えぇよ?渡してくれんで」
ケンヤが一瞬俺を見て笑って
「ん?」
「奪うから。ほな、俺用事あるから」
「おぃ!チョイ待て・・」
真剣な顔で言い切って
あっという間に走り去った
あかん…!冷静になんか
してられへん。姫凪…
大丈夫やんな?ケンヤになんか
なびいたりせーへんよな?
こんな時に限って何で側に
居らへんねん…
今すぐ抱きしめたいのに…