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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結


「ほな、今日見たことチクろ~」

「アホか。いらん事すんな!
シャレにならへんやろ」

ユーシが急に真顔になる

「姫凪絡むと怖いな
そんなに大事なん?」

「当り前や。まえも言うたやろ
姫凪は別格なんや」

また胸が痛んだ
そんなに大事にされてる
姫凪が他の男に
なびくわけがない…

「…ふーん。ほな、姫凪が
浮気したらどないすんねん?」

「ありえへん。考えたことないわ
それに、アイツは俺以外で
感じへんように仕込んでるよ(笑)」

そうやろうな…

「あほくさ~惚気かいな!ムカツク
つきあってられんわ~(笑)」

笑っていったものの頭の中は
嫉妬でイッパイになってた
学校に戻ったユーシは
姫凪が居ない事を
心配したものの普段と変わらず
淡々と練習してた

なんや、意外と冷たい所も
あるねんな…これなら、まだ
付け入る隙があるかも…
はぁ…。俺、何考えてるンやろ
姫凪はユーシの女やんけ
それが解らないほどガキやない
必死に気持ちを押し殺した

次の日俺らは跡部邸に行く
うわ、スゲー家…

『おはようございます…』

眠そうに目をこすりながら
姫凪が跡部のシャツを
掴みながら降りてきた

「姫凪 大丈夫か?」

ユーシが姫凪を
引き寄せて頭を撫でる

『…ハイ。平気です。寝不足で…
あ、ケンヤさん。オハヨウございます』

俺の視線に気付いてニコリと笑う

「あぁ、おはようさん。
意外と元気やん…」

姫凪の目をジッと見つめる

『…あの、行きましょう?ね、兄様』

姫凪は俺らから離れて
跡部の横に並ぶ

「…?あぁ、行くぞ」

「おぅ・・せやな・・」

姫凪の態度に2人は
首をかしげる
姫凪の事やから
昨日俺が話した事を
気にしてるんやろ…わかりやす…

時々ユーシを悲しそうに見上げる
姫凪にまた辛くなる
そんなにユーシがスキ?
俺の方が絶対姫凪を
大切にすんのに…
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