夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結
-ケンヤside-
ユーシが大事にしてるだけあって
メッチャえぇ子や。世間知らずって
いうんじゃなくて擦れてない
凄い純粋や。面白半分で
イヂワル言うたのに本気で
凹んでしまった
俺の台詞に態度に素直に反応し
一喜一憂する姫凪が
可愛い。ユーシの女やと思う度
胸が痛くなった
本気になったらもっと苦しくなる
やばくなる度に笑いでごまかす
わかってる。超えたらアカン事くらい
大丈夫や、俺はマダ笑えてる
姫凪を送った後
学校に戻りながら走ってると
遠くの方に見たことのある後姿
ユーシ?と。女?だれや?
「ねぇ~侑士~なんで最近電話
くれないの~?ね、これから
遊びに行こう♡ 」
ケバめの女がユーシの腕を
掴んで誘ってる
大方、セフレの一人やろう
やっぱ今でも遊んでるンや…
「勘弁してや。俺、女おんねん
そいつ喜ばす事しかしたない」
「何よ~惚気?その子喜ばして
あげれるのは誰のおかげ?
私が仕込んであげたからでしょ?
お礼は?上達具合見てあげる♪」
なんやこの女ユーシの筆おろしの
相手か…強引でSっぽい
俺は苦手やな…って
そんな場合やない!
「あかんって…そんな悪い事
させんなや~」
困ったように絡められた腕を
解いて笑う
「イ・ヤ♡侑士…しよ~?」
女はさらに色っぽく誘う
「コラ・・シャレならんて…」
ユーシは本気で困ってる
しゃーない助けたろうかな…
「ユーシ~何してるん?」
俺の声に2人が振り返る
「ケンヤ?別になにも~」
ユーシは慌てる様子もない
俺が来たことで気分が萎えたのか
「…私、行くわね、侑士またね♪」
女は去っていった
「相変わらずモテるみたいやな~」
俺が言うと
「たまたま知り合いに逢っただけや
変に勘ぐるなや。」
冷静な口調で返してきた
「オマエが浮気しても姫凪は
気付かんやろうな~」
「せやな~でも
姫凪相手やなくても
バレる様なヘマはせんで(笑)」
俺の嫌味にも余裕で対応してくる
ムカつく位自信満々