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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結


荒北side

ったく!東堂のボケナス!

余計な事しやがって!
勘違いだけならまだしも
オレでさえまだあんま
触ってねぇのにベタベタと!

それで照れてる布施チャンも
布施チャンだぜ

って、ヤキモチとか中2か!

どうも今までとは勝手が違う。
調子狂うぜ、ちくしょうめ。

布施チャンとオレが
付き合ってるって噂は
東堂のメス猫どものせいで
あっという間に広まった

大抵のヤツならこれで
手を出してくる事もなくなるだろから

ま、イーんだけど。

『荒北くん?どーしたの?
噂になっちゃったの怒ってる?』

教室帰ってからずっと黙ってるオレに
布施チャンが声をかけてきた 

「ハ?なんでそれでオレが怒んの?」

悪い虫付かなくてそっちは逆に好都合だし
ただイラっとするのは

「…匂い。取れてねぇよ…」

さっき付いた東堂の匂いが
布施チャンからする事

『え!?匂い??そんなのする?』

布施チャンが自分の腕を
クンクン匂った

「…オレにはわかんのォ。
そいつら独特の匂いがな。
あのバカのせいで東堂の匂いが
布施チャンの匂いみたいに
なってるのがムカつく!」

まるで東堂のモンみてぇじゃんかよ

『私の匂いは?ないの?』

「あァ、不思議だけど。
なんの匂いもしねぇんだよなー!
こんな事初めてだぜ」

『…今…までの人は
みんな匂いあったの?』

布施チャンの口調が変わった気がした 

『荒北くん??どうしたの?』

布施チャンがオレの顔を覗き込んだ

近ぇよバカ…ここが教室じゃなきゃ
押し倒してんぞ…

「なんもね!てか、顔近ぇって! 
チューすんぞ?!(笑)」

『え!?いや…あの…!』

そんな思っ切りキョドんなよ
しかもサラッとイヤっつたろ?
ますます手出しにくいじゃんよ…(苦笑)
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