夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結
-侑士side-
かなわんな~
ケンヤが姫凪に
チョッカイかけるんは予想してたけど
チョット近づきすぎや
しかも跡部まで巻き込んで…
とばっちりでイヂメられる
俺の身にもなってくれや
でも俺は正直余裕かましてた
へたれのケンヤが俺の女に
本気で手を出すなんて無いって
根拠薄いくせに自信はあった
誰かさんの台詞かりるなら
【激ダサ】っちゅーやつや
本日も部活を終え下校
俺、姫凪、跡部、ケンヤ
相変わらずケンヤは姫凪に
ベッタベタ触りまくりや
それ見た兄様は俺を睨みまくりや
姫凪は
「なぁ、今度ユーシも昔話したるわ
小さいときのユーシ知りたいやろ」
『はい!知りたいです♪』
なんて言って無邪気に笑う始末
あ~ぁ…なんちゅう顔見せてんの
言うたやん?それはアカンて…
やっぱりわかってへんかったん?
「コラコラ、仲良うしすぎちゃうか~?
な、姫凪ちゃん?」
『え?!そんな事ないです』
俺を見上げて小首をかしげる
そんな可愛い事してもアカン
お仕置き決定やな~
「ふ~ん…ま、えぇわ。それより
明日休みやからデートしよ♪
朝迎えにいくな♡」
『はい♡ 』
嬉しそうに笑う姫凪
「よしよし、えぇ子やね
ほな、また明日な」
2人と別れて家に着くと
「姫凪って可愛いなぁ♪
ユーシにはもったいないわ~」
ケンヤが服を脱ぎ捨てて言う
「呼び捨てにすんなや…」
俺が睨むと
「お~怖っ!あんなけ遊びまくりの
ユーシが何を女1人に
ムキになっとるん?(笑)」
「姫凪は別格。」
「別格ねぇ…まぁ、あのお嬢には
ユーシの乱れた過去はキツイよな
隠したいよな~…」
ケンヤがニヤリと笑う
あかん。ここで焦ったらケンヤを
調子に乗らすだけや
「イラン事せんといてや~(笑)
俺はモウ真面目君やで~♪」
冷静に対処し笑って見せると
「ふ~ん、しょ~もな~…
ハイハイ、わかってますよ~」
とつまらなそうに部屋に帰った
ほらな。こういう時は相手に
せーへん事が第一やねん
そのうち飽きるやろうしな
そんな事より俺は明日の
デートが楽しみやった
どんなお仕置きしよかな~♪
なんてな(笑)