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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第7章 ○溢れる想い〜後編〜(海堂薫)完結


海堂side-

姫凪がテニス部に
来ると先輩は嬉しそうにしてる
前と変わったのは俺に対する
風当たり位だ

「姫凪ちゃ~ん
たまには俺も応援して
欲しいにゃ~♬
海堂だけじゃなくて~」

「仕方ないよ英二
姫凪ちゃんは海堂の
彼女になっちゃったんだから」

「抜け駆けするなんて
いけねーな、いけねーよ」 

この3人の妬みの混じった
視線が痛い
聞こえなかったフリをして
練習を続ける

「あれ?無視かい?海堂」

不二先輩が真顔で俺を見る

「いや別に…スンマセン…」 

「クスッ冗談だよ、いつも
仲が良くて羨ましいな」

…!?
うっ…すげぇ怖い…
笑顔が…黒い………

まぁ、こんなやり取りも
最近じゃ慣れてきた
今日も一通り責められた
いつもと同じ光景
しかし、何かが少し違う

越前と姫凪があまり
話してない
姫凪の態度はいつもと
変わらないから
越前が姫凪を避けてる
事になる…

まぁ、願ったり叶ったりの光景
なんだが…違和感を感じる
時々越前がこっちを…
姫凪を
見てる気がするが
視線はスグ他の所へ
逸らされるし俺は久々に
姫凪を独り占めに
出来たと喜んでいた

しかし時折感じる視線が
胸騒ぎを誘った

『薫どうしたの?』

姫凪がタオルを
差し出し言った 

「今日は越前と話さないのか?」

『そういえば…あんまり
話してないかも…
チョット話してくる~♪』 

「おぃ…行くな…」 

と、行ったときには
モウ姫凪は越前の所へ
走り出していた
言わなきゃよかった…
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