夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第7章 ○溢れる想い〜後編〜(海堂薫)完結
『リョーマ♪』
姫凪が越前に
飛びついた
癖とはいえ。いつ見ても嫌だな…
「うわっ…!」
越前が前に倒れそうになった
『ごめん!リョーマ大丈夫?』
姫凪が越前の顔を
覗きこんだ
「だっ!だから!イキナリそんな事
しないでって…
さっき言ったよね」
越前は顔をまっかにして
姫凪の体を引き剥がす
態度がどうもおかしい
いつもなら照れはしても
慌てて引き離したりしないのに
『そうだっけ?ごめん…
いつものくせで…』
「気をつけてよね。じゃ、
俺練習するから」
越前は姫凪に背中を
向けてコートに戻っていった
あの二人が一緒に居ない
光景は俺には嬉しくて
感じた違和感は
気にしないことにした