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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結


「ほーぅ!この東堂の胸に
抱かれて歓喜で震えてるいるのだな!
仕草も可愛いではないか!
ん?よく見たら俺好みの顔立ちだな…」

東堂!!ポジティブ過ぎるからぁ!!

そして顔が近すぎる!

ただでさえ免疫ないのにこの距離はだめ!
顔がドンドン赤くなっていく

「どうした?熱でもあるのか?」

きゃー!だめーー!

近づいてくるおデコを押し返そうとした時

「ウラァァ!東堂ゴラァ!!
なにやってんだァ!?」

凄いスピードで荒北くんが戻ってきた

「荒北?どうしたのだ?」

「テメェ誰の肩抱いてんだよ!
このボケナス!」

「この子か?可愛いだろう?
新しいファンだ!なかなか俺の好みでな!」

「なんだとコラァ!
人のモンに手出してんじゃネェぞ!」

荒北くんが私の腕を思いっきり引き寄せた

「な!なんだと!まさか!」

それを見た東堂くんは
顔を青くして私と荒北くんをみる

「ハン!布施チャンは
俺のモンなのォ!だから
気安く触んな!バァカ!」

荒北くんの胸の中で
私の赤い顔は更に熱を帯びていく
そんな私を見て

「お…脅されたのか…?
逃げるなら手を貸すぞ?」

東堂くんが手を握ってきた

「タァコ!!んなわけねぇだろ!
つか!触んな!
オラァ!東堂こい!
布施チャン、ちょい待ってろ
着替えてくっからァ。一緒に教室行くぞ」

東堂くんの手を叩き落とし
自転車を押して部室に帰っていった途端
まわりの女子達に質問攻めに合う

『あ…うん…大丈夫…私…
その荒北くんが好きだから…』

と返すとみんな安心したのか
なんとか元の穏やかな顔に戻った

ホッと胸を撫で下ろした時
荒北くんが戻ってきた

「ア?メス猫に絡まれてんのか?行くぞ?」

『あ…待って!』

一緒に来た子達を振り返ると

「いーっていーって!
私達は東堂様を待ってるから❤︎」

と手を振って送り出された
ぺこりと頭を下げて荒北くんに並ぶ
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