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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第1章 無色透明の君(荒北靖友)完結


「ほら!ここが一番良く見えるの!
そろそろ東堂様が帰ってくるはずー❤︎」

東堂様より荒北くん…
と思いつつキョロキョロと辺りを見回す

「きゃー!!東堂様ーー❤︎」

耳を劈くような声があちらこちらから響き

カチューシャをした
綺麗な顔立ちの人が
物凄い早さで帰ってきた

「ね!素敵でしょ!
あれが山神、東堂尽八様よー❤︎」

目をハートにしたクラスメートに東堂様は
爽やかに手を振り
何やら指を指すポーズを取ったりして
その度にあがる歓声に満足そうな顔をしていた
東堂様に続いて何人か帰って来たけど
荒北くんは居なかった

もう練習あがっちゃったのかな?
すれ違いかーとか
思っていたら

「ん?キミは!昨日の!」

東堂様が私をみて声をあげた
女子の視線が一気に集中する

『え?!あの…どこかで会いましたか?』

「いや、キミとはあっとらんな!
荒北と話しているキミを見たのだよ」

『あぁ…左様で…』

「やはりキミも
俺のファンになったのだな!
荒北に報告せねばならんな!
予感的中だと!」

えー!?チョット待って!
この人一体なんなの⁉︎
慌てすぎて声も出せずにいると

「そう言えば荒北はどこだ?」

「靖友なら1人で走ってる
そろそろ帰ってくるんじゃないか?」

もう一人赤髪の男の人が割り込んできた

「おー!新開!見てくれ!
俺の新しいファンだ!羨ましいだろう!」

東堂様がイキナリ私の肩を抱いた
まわりから更に鋭い視線が集まる

東堂様ーーー!本当に無理!
一緒に行こうと言ってくれた子さえ
スナイパーみたいな目つきで見てる!

「ん?尽八、この子震えてるぞ?」

新開と呼ばれた人が私を見て言う
天の助け!?と安心したのもつかの間
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