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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第6章 オレのモノ(丸井ブン太)完結


「わかってるけど…な~んかさ」

「んなこと、言うとる場合かの?
あれ、見てみんしゃい?」

保健室の側に姫凪
その横に男。んな光景ぶっちゃけ
モウ見飽きてる。精一杯虚勢をはる

「あんなの見飽きたって
どうせまた告られてんだろぃ?」

「かもな、でも相手は昨日の
男に似とるようじゃが?」

仁王の言葉に目を凝らす
確かに。あんなデカイ奴そうそう
忘れねぇし。何なんだよ!
俺は勢いよく教室を飛び出し
保健室に走った。2人の会話に
聞き耳を立てる

「姫凪?大丈夫か?
俺これから用事あっから
悪いけど一緒には帰れない
鍵渡すから家で待っとくか?」

『やだ…歩と帰る…』

姫凪がソイツのシャツを掴む

「我が儘言うな。なるべく
早く帰るから…な?」

『1人で居たくないもん…』

「んじゃ、モウチョイ学校で
待てっか?迎えに来るから」

姫凪の顔を覗きこみ頭を撫でた

『…うん』

姫凪がシャツを離すと
ソイツは時計を気にしながら

去って行った
姫凪は俯き保健室へ入る

ヤバい…もうダメだ…
俺は吹き上がる黒い感情を
抑えきれない。
そっと保健室に入る
保険医は居なくて
カーテンが引かれたベッドが1つ
鍵をかけ近寄るカリカリカリと
無機質な音がしてる
携帯をいじってるらしい

ため息混じりの機会音を
かき消すように俺は
声をかけた
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