夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第6章 オレのモノ(丸井ブン太)完結
「おぃ、姫凪?なんか
はしゃいでんな…テンション高過ぎ」
『だって歩と買い物とか
久々じゃん♡独り暮らししてから
構ってくんないでしょ?』
「そうか?ってか人多すぎ…
早く帰りてぇ…」
『買い物付き合えって言ったの
歩のくせに…まぁ、いっか♡
さっさと済まして家でゆっくり
ケーキでも食べよ?』
「お~。ケーキ食いながら
ゲームすっか」
『うん!!💕』
姫凪がさっきより
“歩”って奴にくっつく
そんな光景を見てしまって
赤也達も困惑してる
沈黙が続いた
「お…俺!確めてきます
もしかしたら似てるだけかも
しんないし!!」
赤也が沈黙を破った
「いいって…アレは姫凪だ」
俺が姫凪を間違うかよ…
「え…でも…「いいって
言ってんだろぃ!!」」
赤也の声を遮る
自分でもビックリするような声に
赤也は
「すんません」
とだけ呟く
「悪ぃ、帰るわ」
フォローも何も出来ずに
フラフラと家に帰った
翌日、不機嫌な俺とは
反比例するように機嫌のいい姫凪
いつものように俺の所に
かけてくる
『ブ~ン太♬おはよ!』
「…おはよ」
俺は姫凪と目を合わさず
小声で答えた
『ブン太?どしたの?
体調悪い?』
「別に?なんでもねーよ」
ぶっきらぼうに答える俺の
オデコに姫凪の手が触れた
『でも…顔色悪い…』
「何でもねーっつったろぃ!
しつけぇよ!!」
その手を思いっきり払った
『ブン太何怒ってンの?
意味わかんないんだけど…』
意外に冷静な声は益々
俺をイラつかせた
俺は姫凪に切り出した