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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第6章 オレのモノ(丸井ブン太)完結


ブン太side

姫凪?

俺の事好きだろぃ?

だったら他の奴に笑いかけたり
すんなよ
嫉妬で狂いそうになるんだよ
無理なことは解ってるって

でも仕方ないだろぃ?
俺はお前が好きなんだから

姫凪は男子テニス部の
マネージャー
仕事が出来て優しい
その上、超可愛いってんで
学校で知らない奴が居ない位
人気者だ。

彼氏が居るって解ってても
告ってくる奴もいやがる
彼氏?んなのモチ俺に
決まってんだろぃ!

一目惚れしてから約1年
アピリまくって告りまくって
やっと彼女にした

なのに…

相変わらず姫凪に言い寄る
男は後をたたねぇし、
練習試合で他校に行く度に
ファンが増える
あぁ…まぢ頭痛ぇ…

『はい。丸井くん、タオル』

休憩に入った俺に姫凪は
タオルを差し出しニッコリ笑う
“丸井くん”なんて呼ぶのは
姫凪なりのケジメらしい

部活中は彼女じゃなくて
マネージャーなんだってさ
真面目すぎんだろぃ…

「姫凪先輩♡
俺にもタオル〜!」

赤也が姫凪に飛び付いてきた

『切原君たら…痛いって~!』

困ったように笑いながら
赤也にタオルを渡す
赤也がデレっとした顔で受けとる
彼氏の目の前で堂々と
抱きついてんじゃねぇよ
バカ也!

-パンッ-

赤也の耳元でガムを割る
ギョッとして俺の方を振り返り

「すんません!!!」

って逃げていく

『丸井くん…顔恐いよ…?
レギュラー同士、仲良くしてね』

姫凪が呆れた顔で俺を見上げた
俺、そんな恐い顔してた?

「ハイハーイ。解ったって
それより姫凪〜?
今日俺の部屋来るだろぃ?」

耳元で囁く。いつもの光景
此処で姫凪はいつも通り
恥ずかしそうな顔で“うん♡
って頷くはずだった
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