第1章 坂本クン ラブセン
まーくんの行く先にはベッドがあった
「?!」
ゆっくりその中に落とされる。
バタッ
私の背中にはふかふかのマットレス
安心した矢先に押し倒されて驚き身動きが取れない
「今のお前さ、めちゃくちゃえろい。」
目もともとろんとしていてたしかにそうかもしれないと自分でも思っていた
「ん…でも…… 」
「でもじゃないの。最近久しかったしたまにはいいだろ?」
そう言ってまーくんの顔が近づいてくる
そんな彼の顔は本当にきれいで
かっこよくて
いい香りがして
見とれてしまった
「…まーくんって、本当にきれいで、かっこいいんだね…
あっ…」
またつい言葉にしてしまった。
赤くなる彼の顔が耳元に近づいてくる
「 そんなこと言うと俺のことしか考えられなくするよ?」
「もちろん…。楽しみにしてるっ…。」
その言葉を最後に私は記憶を手放した