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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第16章 七ツ下がりの雨【薄桜鬼】


「ちゃん、大丈夫?」

「……ん。」

微かな返事は聞こえたけれど、ちゃんはぴくぴくと痙攣するだけで動けないみたい。

そんな反応がまた可愛くて堪らないんだけど。

「ふふ……
 そんなに僕の上は心地好い?」

それでも目の前で厭らしくひくつく秘部を見せ付けられれば僕だって我慢の限界だ。

僕の上からやんわりとちゃんを退かして、仰向けに寝かせる。

「上手に達ける様になったね、ちゃん。」

ぐったりとしたちゃんの頭を優しく撫でてあげれば、頬を桜色に染めて微笑む様子がまた一段と可愛い。

「じゃあ……次は僕。
 もう一寸、頑張ってね。」

ちゃんの腰の下に枕を差し入れてから膝裏を押し上げる。

そうすればまたとろとろになった厭らしい部分が丸見えだ。

「こうするとね……
 僕の物が一番奥まで届くよ。
 今から挿れてあげるね。」

膝立ちになった僕は態と焦らす様に、ゆっくりと腰を沈めて行く。

「んっ…ぅ…」

じりじりとちゃんの中を圧し拡げて進む感覚に、二人同時に身体を震わせた。

そして僕の先端がちゃんの最奥に打つかって止まる。

「あー…ほら、ちゃん……
 分かる……これ?」

「ん……分かる…」

「ね…どんな感じ?
 教えて?」

自分でも本当に意地悪だなぁって思う。

でもね、僕を咥え込んで甘い吐息を漏らすちゃんが可愛いからいけないんだよ。

密着させた腰を更に奥へぐっと押し込めば

「んっっ……」

ちゃんの小さな手がぎゅっ…と敷布を掴む。

それから苦し気な表情で僕を真っ直ぐに見上げ

「沖田さんの……がっ…奥……突っついて…
 苦し…けど……
 お腹の中…沖田さんで一杯、なの……
 凄く嬉し………」

涙を滲ませて笑うちゃん。

「………っ!
 それ……反則だよ。
 もう、可愛過ぎっ……」
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