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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第15章 爛熟の刻【薄桜鬼】


一度だけで無く、二度三度と間を空けて噴き出す潮にの絶頂が深い物だったと分かる。

俺の指でそこまで果ててくれりゃ男冥利に尽きるってもんだな。

の中からぐっしょりと濡れた指を抜き出し

「上手に出来たな……。」

そう言って汗の浮かぶ可愛い額に口付けてやる。

「ん……。」

呼吸を荒らげぴくぴくと全身を痙攣させながらも、は健気に微笑んだ。

ああ……本当に可愛くて仕方ねえ。

お前の身体を気遣うべきなのは理解してる……頭では、な。

だけど俺の全身を駆け巡る欲望がそんな当たり前の思考を凌駕しちまっているんだ。

「じゃあ、次は俺の物を受け入れてくれ。」

両手での膝裏を掴み、大きく開脚させる。

「あっ……待って。
 まだ……達ってる…からっ……」

「悪いな、。
 ……もう、待てねえよ!」

「きゃあっっ…!」

俺はの制止を無視して一物を一気に捩り込んだ。

「やっ……左之さん…の……大っ…き……」

引き千切らんばかりに敷布を掴むの両手を絡め取り、そのまま布団に縫い付ける。

こんな程度の行為でもは安心した様に表情を緩ませた。

「ははっ……嬉しい事を言ってくれるんだな。
 でも………まだこんなんじゃねえぞ。」

そう、俺の一物はまだ半分しか埋まっていねえ。

それをに悟らせる為に、俺は態とずぶずぶと焦らす様にゆっくりと腰を沈めて行く。

「え……ま、まだ…?」

「そう、まだ…だ。」

「だって……も…奥に、当たっ…て…」

「好きなんだろ?
 奥…突かれるのが。」

「そんなっ……違…」

まだ媚薬で朦朧としている時に「奥が好きだ」と媚態を晒け出した事を覚えていないのか、は顔を真っ赤に染めて首を振った。

そんな可愛らしい様が益々俺を煽り、そして遂に根元まで埋まった一物での最奥をごりっと突き上げる。
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