第15章 爛熟の刻【薄桜鬼】

俺はこんな倒錯的な行為は初めてだ。

女の中をこれ程に蹂躙するなんて考えた事も無かった。

だが………止められねえ。

触れてもいないのに、吐き出しちまいそうな程ぱんぱんに一物が膨れ上がってんのはどうしてなんだろうな。


「……どっちが悦い？
　俺も知りてえ。
　教えてくれ。」

気が付けば俺もを言葉で責め立てていた。

こうすればは悦ぶのだと、不知火が俺に見せつけたからだ。

そんな俺を不知火は満悦さも顕に見つめている。

「前が俺、後ろが不知火だ。」

「やっ……分かんなっ…」

「まだ分からねえってか？
　コレが俺の指。」

不知火の中指が大きく抽挿され、の窄まりがずちゅずちゅと音を発てる。

「それで、こっちが俺だ。」

不知火とは逆に、俺は指先でぐいと最奥を押し込んだ。

「、答えろよ。」

「教えてくれ……。」

俺と不知火に言葉と指で激しく翻弄され、遂には限界を迎える。

「どっちもっ……
　両方とも気持ちいっ…のぉ！」

そう叫んだはまた大量に潮を噴き出し、俺と不知火の手はその生温かく愛おしい液体にたっぷりと塗れた。