第8章 君は‥
「ん?」
里奈は鬼灯の肩によりかかり眠ってしまった
(まだ少し時間がありますから寝かしておきましょうか‥)
鬼灯は里奈のポケットに写真がある事に気づいた
「里奈さんのおばあさん?」
そこには笑顔でうつる祖母と苦笑いをしている里奈だった
「引きつってるようにも見えますね‥」
気づくとそろそろ電車が着く頃だった
鬼灯は写真を戻し里奈を起こした
「つきましたよ」
「私爆睡してましたね‥さっき寝たばかりなのに」
「疲れがまだ残っているんでしょう」
烏天狗警察へ向かった
「ここが烏天狗警察‥」
「烏天狗警察にいった事はないんですか?」
「どういう場所かはなぜか知ってたんですけど‥行った事はなくて」