第8章 君は‥
「どういう意味ですか?閻魔大王」
「‥あっ‥鬼灯くん部屋に戻ったんじゃ」
鬼灯は隠れて見ていたのだ
「どうやらその様子からみると閻魔大王は何も話していないようですね?」
「鬼灯さん?」
「里奈さんのお母さんは‥」
「鬼灯くん!!やっぱり言わないで‥」
「私のお母さんは何ですか?鬼灯さん!!」
里奈は真実を知りたい
だが躊躇う閻魔大王
「いずれバレる事ですよ閻魔大王」
「わかってるよ!!」
「なら!」
「‥わかったよ」
「里奈さんのお母さんは閻魔大王の奥さんです」
「え?」
里奈は驚いた
「今まで黙っててごめんね」
「じゃあ私は閻魔大王の娘って事なんですか?」
「はい。そうです」