第6章 掃除
「おや?閻魔大王どうしたんですか?」
「鬼灯くんここにいたのか。実は探し物があってね」
「探し物?」
「お菓子の袋見なかった?」
その言葉をきき里奈は焦った
「さぁ?見てませんけど」
「そう?片付け終わりそう?」
「もう少しです。ほぼ閻魔大王のゴミですけど」
「悪かったね」
閻魔大王はゴミ袋にふと目をやった
そして大きな声を出した
「あー!!!」
「ただでさえでかいのに大きい声を出さないで下さい」
「あったよこの中に!お菓子の袋」
閻魔大王は指をさしながら言った
「このゴミクズがどうかしたんですか?」
「シールだよシール!」
白澤は里奈の異変に気づいた
「どうかした?」