第6章 掃除
「ここをやるんですか?」
物置きには色々な物が入っている
「ほぼ閻魔大王のです」
「勝手にやっちゃっていいんですか?」
「片付けないのがいけないんです」
鬼灯は掃除を始めた
「里奈さんはあちらをおねがいします。何かありましたら呼んで下さい」
「わかりました」
手前にあった箱をあけてみるとお菓子の袋が入っていた
「からっぽなのになんで‥」
封筒をひっぱると写真も落ちてきた
「あっ‥閻魔大王と鬼灯さんの‥」
里奈は鬼灯に写真を見せた
「私ももってます。部屋の引き出しにしまってあります。なのに閻魔大王は‥こんな所に‥まったく困ったものですね」
「ゴミがほとんどですかね?」
「そうでしょうね。いっそのこと燃やしてしまいたい」