第5章 本当は‥
「どこまで話しましたか?」
「仲良し三人組って言われてたとこまで」
「実はある日里奈さんがいなくなったんです」
「私がいなくなった?」
「はい。それで私達は必死に探しました」
「まぁすぐに見つかったんだけどね」
白澤はお茶を里奈に渡した
「ありがとうございます」
「それで里奈さんはもう行かないとと言ったんです」
「それで私は姿を消したと?」
鬼灯は頷いた
「まさかまたあなたにあうことになるとは‥」
「あの‥私記憶ないんですけど」
「記憶を消してくれと言ったのはあなたですよ?」
「え?」
里奈は驚いた
「思い出したら辛くなるって里奈ちゃん言ってたんだよ?」
「なので記憶を消したんです」