第4章 気をつけて下さい
「こんな時間に?外は暗いのに?」
「道に迷っちゃて‥」
「次からはきをつけて下さいね。もう寝ますよ」
「すいません」
鬼灯は里奈を手招きした
「布団をしこうにもスペースがないので私と一緒でいいですか」
「はい」
里奈は今まで誰かと寝た事がない
いつも一人で寝ていた
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
里奈さんは布団に入ったがすぐには眠れなかった
「鬼灯さん?」
「眠れませんか?」
「すいません起こしちゃいました?」
「大丈夫ですよ」
里奈はふと亡者の事を思い出した
「里奈さん?私はもう寝ます」
「おやすみなさい」
翌日里奈が目を覚ますと鬼灯はすでに起きていた