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荊【R18】
第2章 歓迎
大きく重い扉を開けるとそこには、長いテーブルがあり、その上には出来立ての料理が並んでいた。
ハヤトは席に座ると、メイドと執事を部屋から退出ように命令した。
その命令を聞き、自分もメイドだったことに再度思い返して
、慌てて退出しようとする牡丹の腕を引き寄せ動きを止められる。
「牡丹はここにいて。」
「でも、他のメイドさんは…」
「ここにいて。」
牡丹は、少しきつい言い方になったハヤトにビクッとする。初めて見る彼の一面だった。
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