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荊【R18】

第6章 離さない、許さない。


夕食を済ませたハヤトに連れられて、2階にあるお風呂へと行く。

牡丹はここの屋敷で初めて2階のフロアに来た。右がお風呂で左が室内プールと説明された。

お風呂は入り口から高級感溢れていて、扉を開けると脱衣所になっていて、壁と床には宝石が散りばめられ、色とりどりでキラキラとしている。








「今日は一緒に入ろうね。」

「…。」








牡丹は綺麗な脱衣所に心を奪われていて、ハヤトの言葉は聞こえなかった。
ハヤトは服を脱ぎながら、やれやれとした顔をする。








「なんで脱がないの?
僕に脱がされたいの?」

「あっ…!
大丈夫です、自分で脱ぎます。」










牡丹は服を脱ぎ終わり、浴室に入るハヤトの後を追いかけるように服を脱ぐ。

パンツを脱いだ時に白い糸が引いていた。白田、青山、赤川の欲。ハヤトに見られなくてよかったとため息をこぼす。
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