第6章 離さない、許さない。
執事部屋の部屋の間取りは、メイド部屋と大して変わらなかった。
「牡丹さん、失礼いたします。」
白田は突然質問する。
白田。長身で黒髪短髪眼鏡。執事その物と言う見た目。
「俺たちもいい?」
青山。少し長めの黒髪で、前髪でほとんど顔が見えなく表情がわからない。色白細身。
「オレたちも遊びたいな!」
赤川。執事でありながらスーツを着崩すいかにもスポーツマンな短髪で色素の薄い髪色。
「い、いやっ!」
牡丹はベッドに突き飛ばされる。白田は片手で、牡丹の口を塞ぐように力強く握り、妖しく笑う。
牡丹は驚きのあまりに動けずにいた。
「ハヤトさんとあんな事やこんな事してましたよね。
私たちも遊びたいのです。」