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荊【R18】

第6章 離さない、許さない。


白田は牡丹を四つん這いにさせ、脚を広げ、脚を閉じさせないように、開いた脚の間に膝立ちで身体を入れる。

両手を背中に座り、覆いかぶさるように重なってきた青山に、掴まれ固定される。

髪を赤川に引っ張られ、無理矢理上を向かせる状態にさせられる。








「大声だすと、ハヤト様に聞こえるから、静かにしろよ!」









赤川は言い聞かせるように、牡丹の耳元に囁く。

ハヤト様…。
ハヤト様に聞こえれば、助けてくれるかも…!

牡丹は叫んだ。








「ハヤト様っ!ハヤト様助けて!」

「うるせー!
でも、残念なお知らせ〜!」







赤川はくすりと笑う。
ハヤトはお出かけ中だと告げられた。
もう、助けは来ないと牡丹は、がくりと肩を落とす。








「赤川、黙らせてください。
ハヤト様は来なくとも、五月蝿くて
他の方が来てしまいます。」

「わかりましたよ〜と!」

「ん…おえっ…っ。」









牡丹は口に何かを咥えさせられて、突然の吐き気に襲われる。

生暖かくて、長くて…。
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