第3章 離さない、汚してあげる。
ダイニングにハヤトが訪れる。
何もないように装い、牡丹はハヤトを出迎える。
ハヤトのポケットにはリモコンが入っている。牡丹の下の口で加えているローターのリモコン。
いつもだったら下げさせているメイドも執事も今日はダイニングにいたまま。
牡丹は少し脚が震えていた。
蜜が溢れて脚を伝って、靴から滲み出て、床をじんわりと湿らせていたから。
ハヤトはそんな牡丹見逃さなかった。くすりと笑うと牡丹を指差した。
「僕はフルーツが食べたいな。
君、取ってきてくれ。」
「ん…っ…はぁい。」
甘い声が漏れてしまう。
牡丹は顔を赤くしてフルーツの乗ったお皿を探す。
お皿は一番奥にあった。
膣に力を入れて、落とさないようにと慎重に歩く。しかし、力を入れると振動を感じやすくなり、蜜が漏れ逆にすべりやすくなる。
やっと辿り着いたと安心したのもつかの間の事で、下半身に違和感を覚える。
ブブウウウブブン…ズブッ
突然の感覚に、牡丹は手にしたフルーツのお皿を落としてしまう。
ローターの振動数が突然上がったのだ。
メイド、執事からは離れていたため音は聞こえていないのか、ハヤトはクスクスと笑う。
「まあ!何てことを!
ハヤト様、新人が失礼いたしました。」
メイドの黒井は怒りの悲鳴をあげる。
それと同時にローターの振動数も上げられ、牡丹は立っていられなくなった。
目に涙を浮かせ、膝から倒れ込んでしまう。