第2章 歓迎
食べ終えた牡丹は恐怖と苦しさで呼吸が乱れる。
「よくできました。」
「はぁ…はぁ…。」
そう言うと、髪を掴み顔が見えるようにする。
ステーキのソースで、口の周りが汚れている顔を、舐め取り始めた。
ペロペロ
「最高だよ。」
「ゃっ…やめて!」
「よく出来た奴隷に褒美を与えているのに酷いなぁ。
また口答え?お仕置きが増えたよ。」
お仕置き?そんなことどうでもいい。早くここから出ないと殺されると思う牡丹。
抗うよに一生懸命首を振る。
「綺麗になったよ。」
そう言いくっくっくっと笑うハヤト。