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荊【R18】
第11章 離さない、楽しいな。
リツの手が牡丹の首に回る。
「このままさー、俺がオマエを殺したら、アイツはなんて思うかねぇえ。」
「えっ…ひぐっ、」
思いっきり首を絞められる。その力強さに骨が折れてしまうのではないかと恐怖に襲われる。
力が抜け膝から、崩れ落ちる。
その姿を見てようやくリツは手を離す。
崩れ落ちた牡丹の前にしゃがみ、再び首に手を回す。
殺されると思ったのはつかの間の事だった。
ジャラリと音がする。
「オマエにプレゼントだ。大事にしろよ。」
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