第8章 離さない、寂しいよ。
ハヤトは慣れた手つきで牡丹の服を剥がす。
身体は小刻みに揺れている。
身体は赤くじんわりと汗を滲ませていた。
「えっろ。」
「ぃわなぃでっ、」
牡丹は願望を思い浮かべていた。中をハヤトの肉の塊で突いて欲しい。何度も何度も。
息は乱れ、涙を零し、限界を超えていた。
もう、我慢できない。
牡丹は自ら、下の口に手を伸ばす。
ゾワッ
「…。」
「あんっ、」
左手で下の口を広げ、右人差し指を膣に入れた途端に達してしまう。2・3回達したところでベッドのシーツを、蜜で濡らす。
牡丹の身体も下の口もピクピクと痙攣している。
こんなんじゃ全然足りない。
疼きを沈めさせるために始めた行為は、逆にもっと欲しいと思わせてしまった。
もっと大きなハヤトの肉の塊が欲しい。
ハヤトは牡丹の行為を、横に座りじっと見ていた。