第1章 3年E組の時間
〈 綾乃 side 〉
夢のようだ
渚くんに告白されて初めて、
わたしは今までの曖昧な気持ちは
『恋』だったんだなぁと改めて気づいた。
『わたしもね、
ずっと前から渚くんのことが気になってたの。』
渚くんは嬉しそうに、
少し照れながら笑って
「ありがとう」と言った。
それから2人で懐かしい話をしたりしながら教室に向かった。
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教室ではなぜか防衛省の人達からの話があった。
そこには変なタコみたいな不思議生物もいた。
でもなんか喋ってたし、タコではないよね・・・?
「単刀直入に言う。
この怪物を、君達に殺して欲しい。」
みんなが混乱してる中、
防衛省の烏間さんという人が
真剣な顔つきで説明をはじめた。