第11章 燃える炎
すっかりつぶれてフニャフニャと可愛く
なった大野を甲斐甲斐しく世話をして
俺はおんぶして自分の家へと連れて帰る
。
大『潤…くん~。 暑い……
脱がせて……』
ベッドへと寝かせると裾を掴んで
そんなことを言ってくる。
松『大野さん…』
服を脱がして、たまらず彼へ唇を重ね
ると、フニャっと笑ってすっかり寝息
を立て始めてしまった。
松『全く…… 起きたら覚悟しとけ
よ?』
そう言ってもう一度おでこにチュッと
唇をおとして自分も服を脱いで隣に潜
り込むとこみ上げる高まりを抑える
ように、眠りについた。