第8章 アンダルシアンロック
二『あ~ 違うのよ。 コイツの恋人
翔ちゃんって、櫻井翔。 翔くん
男ね。
こっちの大使館で書記官してて、忙しい
というかなかなか外で会ったり出来ない
んだよな?』
相『そうなの…。 でもまあ、
大丈夫。 今月はちょっと会えそうだ
し、会えない時間がなんちゃら…って
やつ?
その分あうたびに愛が深まっちゃって
んだよね~エヘヘ』
そう言っ相葉はキラキラした笑顔をむ
ける。
二『あ~ はいはい。
そうでございますか~。 ごちそう
様です』
そう言って二宮は死んだような目を
向けるが、今の俺には本当に羨ましく
て、またつらく涙が出てきそうになっ
てうつむいた。