第8章 アンダルシアンロック
そう言って、こっそりと今度別でお店
に来てよ。と耳打ちしてくる。
二『何をコソコソ言ってんのよ?』
二宮がそう言いながら相葉の事を引き戻す
相『いや、でもさ 何だか懐かしいな?
ニノのこの、好きな子をイジメちゃう
みたいな感じ』
二『はぁ? そんなんじゃないし。』
はぁ~と大きな息をはいて二宮は頭を
クシャクシャとかいた。
二『雅紀の方は最近どうなのよ?
翔ちゃんとは会えてんの?』
二宮がそう言うと急にどよ~んとした
表情で崩れおちる。
大『大丈夫ですか…?
こっちに彼女さんも一緒に来てるん
ですか?』
そう言うと2人は顔を見合わせて
笑いだした。