第7章 マルベーラの海岸
ーーーーーーへ?ーーーーーー
何か今とんでもない事言われた気が
する………
俺が固まってると再び
二『俺にしなよ。
俺は大野さんにそんな顔させない…』
……何言ってるの…冗談で……といいかけ
て二宮の表情を見てやめる。
大『えっと……、 ごめん…なさい』
二『いや…分かってます。 でも俺
これから
マジであなたの事口説いていきますから』
えっ… えーーーーーーーーー
そう言ってニッコリと笑う二宮を見
つめて動けずにいた。
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もうこの日1日中もう俺はほとんど
記憶もないくらいな状態で…
でもなんとか仕事は片付けると職場から
逃げだすように飛び出して俺が向かった
のはマルベーラの海岸だった。