第27章 翔と雅紀の出会い編
白いシャツと黒のベストとパンツ、すらりとしたスタイルと真剣な眼差し。
男の人なのにキュンとしてそして、自分を見つけるととたんに見せる笑顔にさらに鼓動は大きく高まった。
相『もしかしてっ? 櫻井さんですか?』
そう言って駆け寄ってきた姿はまるで愛らしい犬のようで、思わず両手を広げたい衝動を抑える。
岡『翔さん、今……手っ……』
櫻『え……っ ウソ?………』
全然衝動抑えられてなかった事に一人で顔を赤くしていると、相葉さんはクスりと笑ってスッと近いてきて両頬を合わせてチュッチュッと挨拶のキスをすると、
隣の岡田とも同じように挨拶を交わした。
櫻『今日は宜しくお願いします。 それで、すみませんディナーの確認と、時間の方の変更がありまして……』