第3章 黄色い太陽
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大『うあ~…… 頭痛いだるい…
え……。 潤くん?!』
松『おはよー。
大野さん大丈夫ですか? 水飲みま
すか?』
大『う…え… あ… うん…。』
松『じゃあ、まってて。』
そう言って、スッと起き上がって出て
いく松本の背中を呆然と見つめた。
彼も自分も上半身裸…。
松『はい。 どうぞ。
起き上がれます?』
大『うん。 ありがとう
あの…昨日途中から…覚えてない…ん
だけど。どうして潤くんの家に?』
松『やっぱり、覚えてないんだ。
昨日、酔い潰れちゃって俺がおんぶし
て来たんですよ。』
そう言うと、松本はソファーに腰を
おろすとグビグビと水を飲んだ。