第26章 番外編
二『…叔父さん…やめて… 苦しいよ……』
岡『………なりっ …和也っ…… 大丈夫か?』
二『んっ………くあ……っ! ん………
准一……』
目を覚ましてもまだ涙が止まらない和也の身体を抱きしめてずっと背中をさすってくれる。
岡『…大丈夫…… 大丈夫だから。』
二『う……ん………』
岡『夢だから… 大丈夫だから…』
二『……夢じゃないんだ… 俺は…生きてちゃいけないんだって。
あのとき俺なんか死んでた方が良かったんだ…』
岡『そんなこと絶対ない……俺がいるだろ。
今は俺の為に生きてくれたらいいんだ。 もう俺が和也がいないと生きていけないんだから。』