第26章 番外編

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『ずいぶんと幸せそうだな？ …お前がいままでやってきた事も忘れて…』



二『叔父さん…… 俺は………


幸せになっちゃいけないの？』



和叔父『ああ、そうだ。 お前は回りの人間を不幸にしてきた… 俺を含めてな…』



二『そ…んなこと…… 分かってる…』


そうつぶやくように言って、二宮の頬を涙がつたう。



翔父『お前だって幸せになっていいんだよ。 和也…

俺がもっと、そばにいてやれてたら……こんなにも
翔にも和也にも苦労かけずにすんだだろうに…


本当にすまない……』



二『…お父……おじ……さん。 おじさんは何も

悪くない……』




和叔父『お父さん…？ お前今お父さんと呼ぼうと…？』



無表情に、近づき叔父さんの手が和也の首にかかる。




翔父『何をするつもりだ。 その手を離しなさい』



そう言う声はだんだんと遠退いて行って反面に、叔父さんが首を絞める手は強まっていったんだ。