第23章 聖者の行進
相『ニノっ… お前…それ。
どうした…アイツに会ったのか?』
その頃、こっちでのゲームクリエーターでの
仕事が軌道にのりはじめて、二宮の
叔父が聞きつけて金の無心に来てい
るらしかった。
櫻『おいニノっ… その顔…』
ニ『ふふっ… 2人とも苦しいよ
…
それより…お邪魔しちゃったね』
かけよってきた、上半身裸のままの
櫻井と相葉に抱きしめられるとそう
言って力なく笑うと倒れるように
脱力した。
アイツにやられたあざや傷を見ながら
俺は、ますます二宮に対しての
家族として以上の思いみたいな気持ち
を強めたんだ。
櫻『許さない…
ニノにこんな目に合わせるなんて』
相『俺も… 翔ちゃんと同じ思いだ
から』