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アンダルシア・ラブ【気象系BL】

第23章 聖者の行進


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病院での手術を終えて、血色なく死んだ
ように眠る二宮を見つめて手を握り
しめる。




櫻『やっぱり…家族以上には


なれないのかな…? 
ニノにとっては、俺が思っている
ほどにはなれないのかな…?』



相『そんなことないよ…!   


今回の事は…許されない事だけど、
それでもこんな時だからこそ唯一の
許してやる存在でいて
やらなきゃ…』



叔父さんの事があってから、俺たちは
何とか合法的にもう近づいてこられな
いように離してやった…

だけど、そんな数ヶ月後病気で呆気なく
叔父は亡くなって…


教会で写真を見つめてただ声もあげず
涙を流していた二宮だったけど、

その頃から本格的に壊れてしまったの
かもしれない…



『………… っ  俺……』




『『ニノっ!!』』





   
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