第23章 聖者の行進
櫻『…もしかしてそうだったのかな?
でも…行き帰りで偶然見かけて…
俺も父親もなんかほっとけなかったん
だよね。』
相『そうか…
でも未来なんて誰にも分からないけ
ど
…俺もなんかあったら協力するし
おじさん亡くなったからって、なん
でも一人で背負うなよ?』
バーのカウンター下、そっと相葉の指
が絡んでくる。
櫻『うん。 ありがとう… ねえ。
今日は泊まって行っていい?』
相『もちろん。 そのつもりだった
から …ってか、そんな顔されると
我慢出来なくなる。 早く帰って
…エッチしよ。』
櫻『ちょっと! 雅紀、声大きいっ
恥ずかしいだろ……』
真っ赤な顔で言うと、日本語通じない
から大丈夫だよ。と笑った。