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アンダルシア・ラブ【気象系BL】

第20章 ラマンチャの男


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連絡もつかず何も分からないまま、
一週間が過ぎてしまった頃、 
櫻井からの連絡で、二宮が犯人では
ないかという事がわかった。


かといって、2人がどこに行ったのか
分からず相変わらず警察も何もしてく
れる事もなかった。




松『見つけたら、アイツは俺が…』


俺が殺す…



櫻『……だめだ! 二宮のことは

こっちで責任をとってなんとかする

だから…頼む。



お前は、変な気を起こさないで…
何されていても…どんな事があっても

大野さんのこと迎え入れてやって
欲しい…』


最後まで言わせず被せるように
そう言って深々と頭を下げ声を
震わせる。



アンダルシアで出会って以来ずっと一緒
で櫻井にとっては兄弟のような…
恋人の雅紀、それよりも強い何か
あるのかもしれない存在なのかも
しれない。






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