第20章 ラマンチャの男
二『大丈夫です…… 今は、事故の
ショックで忘れちゃっているだけで、
すぐに思いださせて…あげますから
ね…』
そう言うと、暴れる大野の体を押さえ
込むように跨いで、今度は唇を落として
いく。
二『あまり暴れるようなら…考え
ないと…… それにさっき知らな
い男の名前を出した…
お仕置きもしないとね?』
大『ん………や……だっ くっ…』
そう言うと、ポケットの中から小瓶
を取り出すと、それを無理やりに大
野の唇に押し入れると飲ませた。
二『ほら~…、もう…すこしずつ
飲ませて楽しもうと思ってたのに、
暴れるから…媚薬……全部入っちゃ
ったじゃない。
でもすぐに効いてきて楽に…気持ち
良くなるからね?あとは俺に任せて
ればいいからね…?』