• テキストサイズ

アンダルシア・ラブ【気象系BL】

第13章 エルロシーオの巡礼


松『智さんーーーー

智さんーーーーーー



なかなか目を覚まさない大野に
ひたすらに呼びかけ続けると日も暮れ
て辺りが暗くなってきた頃ピクリと
反応がして、ゆっくりと目を開いた。




松『智さん! ……良かった

本当に…良かった…今医者呼びます』



そう言って 医者を呼ぼうと握っていた
手を離そうとすると聞こえないような
声で話しだした。




大『あの……

俺…事故にあって…


あなたが…助けてくださった… んですか?

…でも何で俺の名前…?』





え…?ーーーーー


何言って……ーーーーー




俺は動くことも出来ずに ただあふれ
出す涙をとめる事も出来ずに
大野の事を見つめていた……。




/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp