• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第8章 7月7日、合宿1日目!




私は武田先生たちと一緒に猫又監督に挨拶をしに行った。

「お久しぶりです猫又先生」

「おう!よく来たな。烏養の倅。」

「この度は合同練習に参加させていただき本当にありがとうございます」

武田先生が頭を下げると猫又監督が豪快に笑い出す。

「イヤイヤこちらこそしっかりみせてもらいますよ?
あれからどれほど力をつけたのか…」

繋心センパイは苦笑いしてるけど…
高齢だけどどこか隙のない射るような目線に背筋が伸びるような感覚を覚える。

「おっ!そちらの方は?」

私は慌てて名刺を出し猫又監督に渡す。

『○○社 宮城支店の椎名夏乃と申します。
もっと早めに連絡を入れられれば良かったのですがこの取材が決まったのが直前で…
今回の夏の合宿に取材として参加させていただきます。
よろしくおねがいします。』

頭を下げると笑いながら猫又監督が言った。

「他の学校の先生方にもちゃんと伝わっておるよ。
こちらこそよろしく頼むよ。」

『よろしくおねがいします!』

「もう試合も始まってる頃だろう。じゃあ私たちも体育館に向かおうか。」



『「「はい!(ウス)」」』

そう、返事をすると私達はみんなが練習を始めている体育館に戻った。





/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp