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年下のオトコノコ【HQ】

第8章 7月7日、合宿1日目!




で、決まったのが今回の座席順なのだが…

烏養車→前から木下、西谷、田中、山口、谷地の5人

武田車→前から清水、東峰、成田の3人

椎名車→前から、月島、菅原、澤村、縁下の4人

となった。

ちなみにくじの1番を引き当てたのは蛍君だったのだが、繋心センパイにチートだでっち上げだと騒がれてしまっていた。

まぁ「日頃の行いがいいからですって。誰かさんと違って。」なんてイヤミな反撃を食らっていたが…
繋心センパイ、哀れ…


「いつもの車じゃないんデスね?」

いつもの車っていうのは私愛車で軽の○ルト ○パン ○ョコラ。
内装が可愛くて即決してしまったんですよね。
名前の通り、女の子に人気の車なんだけど、男子4人も乗せられないので実家で父の愛車○ッソ ○ッテ を借りてきた。
借りる為に父の大好きな日本酒を献上してきたっていう裏話があったりなかったり…

『あの車じゃあ小さいから実家で借りてきたのよ。いつもより大きいけど何回か運転してるから大丈夫よ?』


なんて話をしていたら繋心センパイから「椎名ー!最終打ち合わせするぞー!」って呼ばれたからとりあえず蛍君に車の鍵を渡し、みんなに車に乗っていてもらうように伝えて先生方の方に向かい、最終打ち合わせをしてから車に戻った。


運転席に乗り込むと2列目に澤村君、孝支君、3列目に縁下君の順で着席していた。
縁下君の隣には私の荷物とカメラ、バッテリー、ノートパソコンなど取材に必要なものがごっそり置いてある。


『縁下君3列目荷物あってごめんね?』

「大丈夫ですよ?ちゃんと崩さないように見張ってますね?」

『ありがとー!』

とりあえずみんなにシートベルトをしてもらっていると駐車場の向かい側に並んでいた繋心センパイの車から合図があったため後ろを振り返り声をかける。

『ここのみんなはそこまで騒ぐ子たちじゃないから大丈夫だとおもうけど…
よろしくね?』

「「「よろしくおねがいしゃーっす」」」

『じゃあ行くよー!』

そうして私は繋心センパイ、武田先生の車の後に続いて学校を出発したのだった。

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